デュエマ歴史資料館(仮)

デュエマ大好きな平凡学生によるデュエマ歴史解説ブログです

10 終わりの始まり

魔理沙『今回から(聖拳編)に突入するぞ。そして記念すべき第一弾は2004年6月26日発売の『聖拳編』だぜ。今回の弾から新たに二つ以上の文明を併せ持つ多色カードが登場したぜ。』

霊夢『これで二色以上いれるデッキは色バランスを取りやすくなったわけね。』

魔理沙『そうだな。これにより今までのアクアンホワイトとアクアンブラックが融合、完全なアクアンコントロールが誕生したぜ。そしてそのまま2004年の全国大会『エターナルマスターズ』が開催されるぜ。』

霊夢『いよいよ全国大会ね。優勝したのはどんなデッキかしら?強いのは除去ドラゴンかアクアン、もしくは赤黒速攻とかかしら?』

魔理沙『残念ながら違うんだぜ。』

霊夢『え?じゃあどんなデッキが優勝したの?』

魔理沙『この先永久に語り継がれるであろうデュエマの黒歴史を生み出した『やつ』を使った赤緑青のビートデッキが優勝したんだぜ。』

霊夢『やつって誰なの?』

魔理沙『こいつだ。』

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霊夢『あっ、こいつは私が初めて手に取ったデュエマのカードね。でも効果は読んでなかったわね、どれどれ…』

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霊夢『ん?』

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霊夢『工エエェェ(´д`)ェェエエ工!?』

魔理沙『気づいてしまったか。そうこいつは出すだけでエクストラターンを得ることができる協力なカードだぜ。』

霊夢『で、でもそのエクストラターンの終わりに負けると書いてあるからまだなんとかなるはず…』

魔理沙『そう思うだろ?確かに子供たちは『負ける』という効果が目についてしまい、使われなかったぜ。でもガチ勢の考えは違った。彼らには 負ける前に倒せばいい という考えが生まれ、それを具現化したのがボルバルザークを主体とした赤緑青ビート、通称 ボルバルブルー だぜ。(青銅の鎧)と(シビレアシダケ)によるブースト、(エナジーライト)と(サイバーブレイン)による手札切れを防ぎつつ、マナに埋まってしまったボルバルザークを出すための(母なる大地)。これによりボルバルブルーは環境トップに上り詰めるぜ。

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魔理沙『そしてボルバルザークを出した瞬間に勝敗が決定することから ボルバルマスターズ と言われるようになったぜ。』

霊夢『なんかデジャブね…』

魔理沙『こうしたボルバルマスターズが展開される中第二弾に突入するぜ。』

次回『長い長い夜』