18 不死鳥編突入
魔理沙『2006年6月24日発売に《不死鳥編》が発売されるんだぜ。そしてこの弾であの問題カードが登場するぜ。』
霊夢『今度はどんな馬鹿がでてくるの?ボルバルもサファイアも見てきたからもう耐性がついてきちゃったからそんなそこらのカードじゃおどろかないわよ。』
魔理沙『今回紹介するやつは使い方によってはこいつらをはるかに凌駕する能力だぜ。それがこれだ!』
霊夢『墓地からクリーチャーを出す?なによそんな大したことないじゃない。』
魔理沙『あまいな。』
霊夢『え?』
魔理沙『こいつは「なんでも」だせる、そしてこいつが使える5マナまでにこいつで出したいクリーチャーを仕込めば本来でてくるまでにかかるタイムラグを大幅に短縮することも可能だ。』
霊夢『で、でもそんな早期に墓地に指定のクリーチャーを落とせるカードなんて…』
霊夢『(^q^)』
魔理沙『こいつらで早期にサファイアを墓地に落とし最速4t目にサファイアを出す、この流れを安定させた 茄子サファイア が環境を支配するぜ。大会では出されたサファイアを除去できない場合負けが確定する。しかも墓地以外に除去らねばまたゲートから出されてしまうため対処が非常に難しかったんだぜ。』
霊夢『もうこれ早く出したほうが勝ちなんだから実質ジャンケンゲーじゃない…』
魔理沙『いちおう赤単速攻やパシフィック青単みたいな速攻デッキでならゲートサファイアをされる前に勝負を決められるから勝てないわけではないがやっぱり強さは段違いだったんだぜ。』
霊夢『まさに鬼に金棒ね。』
魔理沙『この 茄子サファイア が環境を牛耳る中大規模大会 サマーギャラクシーリーグ に突入するぜ。』
次回『早すぎた埋葬』
番外編 第五回 殿堂発表
魔理沙『今回は2006年4月14日に施行された殿堂発表について解説するぞ。』
霊夢『今回はどんなカードが殿堂入りするか楽しみね。』
魔理沙『今回殿堂入りするカードは1枚なんだぜ。』
霊夢『あら、少ないわね』
魔理沙『ああ。だから今回は尺稼ぎのためにすぐ発表するのではなく霊夢に当ててもらうぞ。』
霊夢『尺稼ぎとか正直に言わないでよ…まあいいわ。当てズッポになるのもあれだからヒントを頂戴。』
魔理沙『まず最初にこの頃環境を牛耳ってたのはなんのデッキ?』
霊夢『サファイアデッキね。牙型、コントロール型と色々あったからね。』
魔理沙『正解だ。じゃあそのサファイアデッキに火文明以外で必ず入っていた文明は?』
霊夢『う〜ん、自然文明が入っていたのは牙型くらいだし、闇文明はコントロール型だけだし。水文明かしら?』
魔理沙『流石だな。じゃあサファイアデッキに対抗していたタイプはなんだ?』
霊夢『これは簡単ね。速攻よ。』
魔理沙『ここまでくればもうわかるだろ。サファイアデッキには必ず水文明が入っていてその頃の対抗デッキは速攻。そしてサファイアが速攻に勝つために入れていたのは…』
霊夢『(炎槍と水剣の裁)ね』
魔理沙『正解だ。こいつが殿堂入りしたのは他でもなくボルバルやサファイアの影響だ。これらがフィニッシャーを務めるデッキに無理なく入り、それらのデッキの弱点である速攻デッキをケアできる最高のカードだったんだぜ。しかしあまりにも強くてボルバルに続きサファイアデッキが環境を支配してしまったため殿堂入りしたんだぜ。』
霊夢『破壊だけなら良かったけどドローまで付いてるのがよくなかったわね』
次回『不死鳥編突入』
17 歴史は繰り返す
魔理沙『今回は2006年3月18日発売の《終末魔導大戦》について紹介したいんだが…』
霊夢『どうしたの?』
魔理沙『いや、いいカードは何枚かあるんだがそれらが全部もっと後に注目されるのが多くてこの時代に活躍していたカードがいないんだ』
霊夢『要するにこの時代では微妙だったのね。』
魔理沙『まあそうだな。だから今回は転生編最後に行われた スプリングギャラクシーリーグについて解説するぜ。今回の大会では アフタージェネレーションルール(AG)が適用されたぞ。』
霊夢『AG?なにそれ?』
魔理沙『このルールではこの1年間に発売されたカードのみを使用できるルールで今回使えるのは転生編1〜4弾とコロコロドリームパック、各種プロモカードが使用できたぜ。』
霊夢『このルールならその年から始めた人もカードプールに差が出にくくて参加しやすいわね』
魔理沙『そうだな。そしてこの環境で猛威を振るったのが 牙サファイア だ。こいつはこのAG環境でも構築があまり変わることなかくそのまま優勝したんだぜ。』
霊夢『まあ通常環境であの強さなんだからライバルが消えたAG環境なら優勝するのは見え見えだったわね。でもこのままじゃまずいわよね、また第3のアストラルリーフになりかねないわね。』
魔理沙『おっ、そうだな。』
次回『第5回殿堂発表』
番外編 カードゲームエキスポCS
7月31日にパシフィコ横浜で行われたカードボックス様主催のデュエマカードボックスCSに参加してきましたので戦績を載せときます。
使用デッキ ドロマープチョヘンザ
※裏向きのカードは 上段アクアベララー 2枚
下段コアクアンのおつかい 1枚
超次元
ラストストーム
勝利のガイアールカイザー
勝利のリュウセイカイザー
ヴォルグサンダー 2枚
激天下シャチホコカイザー
ブラックガンヴィート
サンダーティーガー
1回戦 サソリスループ? ×
2t目からハンデスを打つがトレマやジャーベルといったサーチカードを落とせず。さらにハンデスした札をオチャでマナに戻されマリニャンからだされたエウルプッカを除去できず龍解、サソリスとギョギョウを出されてこの盤面を返せる手段がないため投了
2回戦 デアリバスター 〇
2t目ゴーストタッチからブレインタッチ、おつかいと繋ぎハンド差を広げる。相手は手札が悪く4t目まで行動なし。5t目にゴーストタッチとジェニーの連打で相手ハンド1に。返しにリバイヴでチャブル2体を展開。対して自分はベララーを出しおつかいを使用、G0でシャドウを出しトップ操作。次のターン相手行動しなかったのでミカドからシャチホコをだし毎ターンジェニー蘇生ハンデスベララートップ操作を繰り返し時間を稼ぐ。ガーデンを立てた次のターンにプチョを引いたのでシャチホコチェンジプチョで3枚ブレイク。ガーデンで手札のジャッチを仕込みエンド。返す札がなかったらしくそのまま相手が投了
3回戦 カウンターバスター 〇
2t目ベララーを出し相手が返しにコッコゲットを出してきたのでジャッチを打ちながらシャドウを展開。トップを操作したため次ターンに相手行動なし。おつかいを使い手札を増やすがあまりよくない。返しにイービルチェンジバスターウララーパンツァーを決められる。シャドウがいたが次のターンに盤面を返せるカードがないためお願いジャッチをすることに。バスターブレイクで運良くジャッチがめくれたため相手の場が全滅。その後はプチョ出したり、摩天売ったりと2回戦とほぼ動きが同じなので割愛。相手の投了で勝ち。
4回戦 デアリバスター ×
こちら初動水なしホール3枚ジャッチ2枚という事故をかます。対して相手はライフからライフプランに繋ぐ完璧な動き。マナロックをだされた次のターンにチェンジバスターウララーリュウセイ決められトリガーもなく負け
5回戦 ドロマーチェンジミラクルスター
超次元てきにもミラーマッチだと錯覚。3t目から動こうと思ったところにシドを素出しされ硬直。次のターンに2体目のシドをだされ前のターンのシドがチェンジでミラクルスターに。超次元呪文を使用されまくり殴られて負け。
結果 2勝3敗 最終順位115位 予選落ち
自己記録更新ならずでした。4回戦は事故が無ければ勝てる相手だったので悔しいです。
http://natsumegudm.hatenablog.com/entry/2016/07/02/180227
今回構築するにあたって参考にさせて貰ったナツメグさんの記事です。シャドウが本当に強くこのカードのおかげで勝てたようなものでしたので本当におすすめです。詳しくはナツメグさんの記事をご覧ください。
しかし自分の引きの弱さ、力不足でこのような結果を出してしまいました。原因としては調整時間の短さがあります。このデッキを握ろうと思ったのは4日前の木曜日でした。そこから2日間夜に2時間ほどvaultを触るくらいしかできなかったので次回はもう少し早くデッキを決めたいものです。
ですが環境トップのバスターに有利に立ち回れるのは事実です。バスターに勝てないという方は1度騙されたと思って組んでみてください。
あ、バトウショルダーは抜いてジェニーに変えてみるといいです。ほとんど出番がありませんでした。
その後はmtgの初心者ティーチングに行きました。タダでルールを教えてもらいこんなにお土産をもらいました。
緑デッキ楽しいですね。
そして500円クジを引いて回りました。ヴィルヘルム出たので満足です。
まぁこんな感じでカードゲームエキスポを楽しんできました。いいイベントだったから毎年やって欲しいですね
ウィクロスのマスコットめっちゃすき
16 赤い彗星
魔理沙『今回は2005年12月17日発売の《魔導黙示録》と2006年2月11日発売の《コロコロドリームパック》を紹介するぜ。まずは通常パックからだ』
魔理沙『この弾の注目カードはこの2枚なんだぜ。』
霊夢『(ヘブンズゲート)は手札からどんなブロッカーでもだせる強力なカードね。前に紹介されたシリウスとかと相性が良さそうね』
魔理沙『(解体人形ジェニー)は相手のプランを確実に崩すことのできるハンデス札なんだぜ。』
霊夢『他には?』
魔理沙『今回環境に影響を与えるカードはこれくらいだったんだぜ。かわりに遠い未来で結果を残すものが多かったぜ。』
魔理沙『次は《コロコロドリームパック》だ。これは基本セット編と闘魂編のカードを中心に一部新規カードを加えた初心者から上級者までにおススメできるパックだぜ。そんな新規の中でも注目なのがあるぜ。』
霊夢『赤緑用になったアクアンみたいなものね。でもコスト的にも問題ないわね。』
魔理沙『次はこいつなんだぜ。』
霊夢『スピードアタッカーになった(ボルメテウスホワイトドラゴン)ね。コスト的にも妥当な効果なのかしら?』
魔理沙『まあ妥当と言えば妥当なんだよな。時に霊夢、こいつを出す場合どのようにしてだす?』
霊夢『え、マナを貯めながら場を制圧かしら?せっかく召喚しても返しのターンに倒されちゃ意味ないから』
魔理沙『いい感だな。まず前者の意見を取り入れた 牙サファイア と タワーサファイア が誕生。牙型は(大勇者『二つ牙』)を利用したマナブーストとビート力を兼ね備えている。そして後者の意見を取り入れたことで生まれたのは 除去ボルバル をリペアした 除去サファイア、さらに ランデスサファイア だ。』
霊夢『1つのカードでこんなにタイプが生まれるのね。』
魔理沙『次は4弾と全国大会環境を解説するぜ。』
次回『歴史は繰り返す』
番外編 温泉開店
魔理沙『今回は環境の動き的にキリがいいから転生編3弾を紹介する前に2006年3月15日に施行された第四回目となる殿堂発表について語っていくぜ。』
霊夢『今回はどのカードが殿堂入りをしたの?』
魔理沙『まずは(ヘルスラッシュ)だ。』
霊夢『これは良くなかったわよね。8コストだからといってこのスペックをおかしかったわ。登場した時と違ってマナブーストの手段も増え、早く打てるようになったからかしら?』
魔理沙『霊夢が言った通りだな。この頃は 除去ボルバル にも組み込まれ問題視されていたぜ。そして次のカードはこいつだ。』
霊夢『またデッキ破壊ね。これはまずコストが軽すぎるのと チャージャー能力 があったのが理由でしょうね。なにはともあれデッキ破壊はゲームバランスを壊すってことね。』
魔理沙『今回の殿堂入りはこれだけね。』
霊夢『こいつらが殿堂入りしたことによって ボルバルデッキ も少し大人しくなるわね。』
魔理沙『おっと、今回はまだ終わりじゃないぜ。』
霊夢『え?まだ何かあるの?』
魔理沙『今回から新たなルールとして プレミアム殿堂 が追加されるぜ。これは他のゲームでいう 禁止 と同じ扱いでデッキに一枚もいれることができないぜ。そして記念すべき一枚目がこいつだ。』
霊夢『やったぜ。』
魔理沙『ボルバルのプレミアム殿堂入りによってボルバルは環境からいなくなりボルバルマスターズは終焉を迎え、デュエマの新たな歴史が始まるぜ。』
霊夢『めでたし、めでたし。これで環境も平和になるわね。』
魔理沙『(歴史をしらないっていいことだ)』
次回『赤い彗星』
15 超竜の力宿りし鎧
魔理沙『2005年9月17日に《神滅奥義継承》が発売されたぜ。今回の弾であの 除去ボルバル をもっと凶悪にするカードが登場したぜ、それがこいつだ。』
霊夢『要するに装備したクリーチャーがみんなあの(超竜バジュラ)になれるのね。除去ボルバルは(青銅の鎧)みたいな使い切り効果のクリーチャーが結構いるから相性は良さげね。』
魔理沙『これにより、除去ボルバルは ハンデス、ランデス、クリーチャー除去、トリガー封じ、デッキ破壊、エクストラターンというデュエマのコントロール要素をすべて取得。コントロールデッキの完成系になったんだぜ。』
霊夢『改めてまとめられると酷いものね。こんなに相手に対して対応できるデッキが弱いわけないわね。』
魔理沙『そんな中大規模大会ジェネレートリーグが開催されたぜ。この前みたいな参加者全員ボルバルデッキとはいかなかったが結局オープンクラスを優勝したのは 除去ボルバル だったんだぜ。しかしレギュラークラスでは赤単速攻が優勝し、この環境をうまく表してるんだぜ。』
霊夢『まぁ前よりは良くなったわね。でも流石にボルバルは強すぎるわよね。そろそろ運営も手を打ってくるかしら』
魔理沙『次回は第四回となる殿堂発表だぜ。』
次回『温泉開店』